(◕)ᴥ(◕) < 前回より登場させていただいてるナマケモノです
三”プ < 前回のあらすじです
(◕)ᴥ(◕) < ハリネズミさんと「詐欺師屋さんゴッコ」に興じていたところ
三”プ < 勘違いしたアイコさんを召喚することに成功
(◕)ᴥ(◕) < まんまと「デジタル通貨」について説明していただける流れに
三”プ < デジタル通貨には、「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」「電子マネー」「暗号通貨」などの種類があるとのこと
(◕)ᴥ(◕) < 今回は、これら「デジタル通貨」について詳しく教えてくれます
三”プ < では、アイコさん続きをどうぞ
わかったわ > (︸❥︸υ彡3
その前にひとこと…「あんたら仲いいわね」
まあ、いいわ 始めるわよ
三”プ < オナシャス!!
まず「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」について説明するわ > (︸❥︸υ彡3
「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」は発行元が中央銀行、日本では日本銀行となっているわ
デジタルデータになっているだけで、基本的には物理的な紙幣や硬貨と同じ
法的に保護されており、信用リスクが低い、つまり安全性が高く
政府(国)が経済破綻しない限りは、価値がなくなることはないわ
(◕)ᴥ(◕) < ふむふむ、ただお金をデータにした感じですね
そのイメージでいいわ 次は「電子マネー」よ > (︸❥︸υ彡3
「電子マネー」は発行元が民間企業となっているわ
例えば、Paypay、楽天Edy、Suicaなどが代表的
信用リスクは、発行企業に依存しており、財務状況によってはリスクがあるわ
SuicaやPasmoなどは、なじみがあると思うけど
チャージという形でお金をデータ化して、特定のサービスを受ける際に使用するわ
(◕)ᴥ(◕) < 「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」と「電子マネー」は似てますけど、主な違いは何ですか?
発行元が「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」は「中央銀行」で、「電子マネー」が「企業」 > (︸❥︸υ彡3
通貨の法的地位も違って、「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」は法定通貨そのもので
「電子マネー」は、法定通貨をデジタル化したものよ
(◕)ᴥ(◕) < 信用リスクについて、もっと詳しく教えてください
そうね 先述したように「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」の方が > (︸❥︸υ彡3
信用リスクは小さいわ、つまり安全性が高い
政府や企業が給与を「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」で支払う国もあるというわ
「電子マネー」は企業発行のため、法的保護も限定的となってしまい信用リスクが高くなってしまうの
(◕)ᴥ(◕) < じゃあ、「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」の方だけで十分じゃないですか?
そう言いたいところだけど、「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」と「電子マネー」は使いやすさが違うわ > (︸❥︸υ彡3
(◕)ᴥ(◕) < 使いやすさ?ですか?
そう 「電子マネー」はスマートフォンのアプリや専用カードを使って支払いができるため > (︸❥︸υ彡3
現金を取り出す手間が省けるから、非常にスムーズな利用が可能よ
また、企業によってはポイント割引や還元などを行っているから、お買い物をお得にできたりするわ
逆に「中央銀行通貨(CBDC)」は、技術的な課題やプライバシーの課題
既存金融システムとの調整などが理由で普及が進んでいないため、十分なインフラが整っていない現実があるわ
「電子マネー」は聞いたことあっても、「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」は聞いたことないんじゃない?
(◕)ᴥ(◕) < そうですね。SuicaやPaypayなど実際使ったことがありますが、
「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」は今日初めて知りました
そうなの 「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」はそもそも知られていないのが現実なのよ > (︸❥︸υ彡3
「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」は現金がそのままデジタルに置き換わる性質上
サイバー攻撃は直接国家のシステムを攻撃されることになるので、非常に強力なセキュリティが必要になるわ
また、現金がデジタルに置き換わると、民間銀行は現金が手元になくなって、信用を失うなどのリスクも考えられるわ
まだまだ、課題はたくさんあるけど、クリアできれば「電子マネー」よりも使いやすいものになると思うわ
三”プ < ところで、ちょっと前に話題になった「ビットコイン」「イーサリアム」ってのは、
「電子マネー」とは違うんでぃすか?
なかなかいいところを突いてくるじゃない? > (︸❥︸υ彡3
いわゆる「暗号資産」というやつね
今まで紹介した「電子マネー」とも「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」とも似てるようで違うものよ
三”プ < 具体的には何がどう違うんですか?
「暗号資産」は発行主体が「分散型ネットワーク(ブロックチェーン)」を基盤としたプロトコルによるのよ > (︸❥︸υ彡3
三”プ < 何語の話ですか?横文字が多くてさっぱりわからないです。
まあ、そうなるわよね > (︸❥︸υ彡3
事細かに説明していると、それだけで1記事かけてしまうので、ここでは割愛するけど
要は、資産データを複数の端末で管理することにより、資産データ自体の価値を保証する仕組みのことよ
なので、「暗号資産」の発行主体は
国や人、法人でなく「システム自体」ということになるわ
三”プ < それって何かすごいんですか?
すごいといえば、とても画期的なことではあるわね > (︸❥︸υ彡3
人や国家が発行主体ではないということは、今までなかったのよ
貨幣と国家は切っても切れない関係だったから
三”プ < ええ!!なんだって~~~!!
って、よくわからないです…
貨幣は国家の経済活動を支える重要な要素で > (︸❥︸υ彡3
国家がその発行と管理を行うことで経済の安定と信頼性を維持しているわ
でも「暗号資産」は、発行主体が国家とは独立しているため
国家のコントロールが効かないものになっているわ
三”プ < それってどうなるんですか?
国家の経済活動に影響が出てくると思うわ > (︸❥︸υ彡3
実際、いろんな国が暗号資産の存在を疎ましく思ってるみたいよ
発行主体が匿名で分散型なので規制が難しかったり
普及してしまえば、現在の貨幣の価値自体が脅かされる可能性などがあるわ
三”プ < なるほど、大変な事態ですね!!
あんまりよくわかってないみたいね… > (︸❥︸υ彡3
まあ、しばらくは各国の貨幣がなければ、暗号資産自体も価値が無いようなものなので
そう簡単にそんな事態は起きないと思うけどね
三”プ < なんだ~そうなのか~
「暗号資産」はまだまだ、開発されたばかりのものだし > (︸❥︸υ彡3
一部には普及がすすでいるけど、よくわからない人が大部分をしめるわ
様々な種類のものが出てきたり、価値が安定していなかったり
一般に普及が進むにはまだ時間がかかりそうね
三”プ < じゃあ、「暗号資産」って要らなくないですか?
ずっと悪者のように説明してきたけど > (︸❥︸υ彡3
「暗号資産」はボーダーレスな資産という見方もできるわ
誰でも持つことができて、国家間で価値の差がない
世界中の人々が同じ価値を共有することになるわ
三”プ < そう言われると確かにそうですね
もっと言ってしまえば、どこの国家にも属さない資産が普及すれば > (︸❥︸υ彡3
国家はやがて力を失ってミニマムな政治体制になっていくわ
国家間のボーダーが低くなって、戦争などもなくなり
地球全体が一つの経済圏になるかもしれないわ
三”プ < 戦争がない世界は素敵ですね!
ちょっと話が飛んでしまったわ > (︸❥︸υ彡3
通貨もまだまだ進化の途中なのかもしれないわね
そういった意味では、「暗号資産」は可能性を秘めたものかもしれないわ
三”プ < なるほど、勉強になりました!!
次回は何だったかしら? > (︸❥︸υ彡3
三”プ < 「紙幣や硬貨は政府が発行し、その価値は国家の信頼に基づいている」って言ってます
では、縮めて「お金のは発行と国家の信頼」といったところね > (︸❥︸υ彡3
三”プ < 次回もオナシャス!!
(◕)ᴥ(◕) < 私のこともよろしくお願いしますね~ノシ
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